脱毛通いを始める前に、まず一番心配になるのはお体への影響についてではないでしょうか。

自然に反するような事をして大丈夫なのか。
口コミで、汗のかく量が増えたと書いてある人がいるけど大丈夫なのか。
今は大丈夫でも、将来的になにか発症するのではないか。

・・・等、初めての事ですので不安になる気持ちもわかります。

今回は、そんな不安を少しでも解消して頂けるように、患者様からよく頂く質問をピックアップしてお答えしていきます。

リスク

永久脱毛をして身体に悪い事が起こったり、レーザーを当てた事によって皮膚がんの確率が上がりますか?
全くその可能性はありません。
レーザーの光は皮膚表面から3~4mm程度の深さにまでしか届かない様になっています。ですから、血管や内臓などに影響を与える事はありません。
また、皮膚がんや肌が黒くなるのではと心配される方もいますが、皮膚がんの原因となるのは紫外線で、レーザーの光は赤外線に近いものですから、これも心配はいりません。
アトピー、アレルギー、ペースメーカー、てんかんなどの持病や、常服薬があるのですが脱毛は受けれますか?
レーザー脱毛はメラニン色素に反応するので、アトピーによる色素沈着が激しい場合は、患部を避けたりレーザーのパワー調節が必要な場合があります。
光アレルギーの方は、脱毛効果よりも火傷を負うリスクの方が大きい為、お受け頂けません。それ以外のアレルギーは、直接レーザーと関係ありませんので問題ないですが、お薬の副作用に一部、「光線過敏」というものが含まれている種類があります。光線(レーザー)に肌が過敏に反応してしまう副作用ですので、服用のタイミングには要注意です。大きな持病がある場合は、まず掛かり付けの医師に脱毛を受ける事をお伝えして頂き、問題ありませんとの事でしたら脱毛治療も可能です。
レーザーを受けた事により、アレルギーやアトピー、持病の症状が悪化するといった症例は現在ありません。
脱毛をしてしまうと汗の量が増えると聞きましたが本当ですか?
捉え方に間違いがあります。
身体が大人に成熟したのを境に、毛根や汗腺等の数も決定します。レーザー脱毛を受けた事により汗の腺が増えるといった事はありません。ではなぜ多汗になった気がするのか…
有毛部に汗をかいても、毛で止められたり、水分が吸われることによって直接肌に流れるのを防いでいる訳ですが、永久脱毛が完了すると、今まで汗を止めていた毛が無くなるので水分(汗)の逃げ場がなくなります。よって、直接肌に汗が付着したり流れたりして、汗っかきになったと勘違いされる方が多いです。実際に多汗症になった訳ではないので、心配する必要はありません。
脱毛の通院途中で妊娠が発覚しました。過去にレーザーを受けた分が妊娠に影響しないか心配です。
妊娠・授乳中はレーザー照射をお断りするクリニックがほとんどです。が、これは母体や胎児、赤ちゃんに影響するからではありません。脱毛は全くの無痛ではありません。脱毛による刺激や痛みが、ストレスになる可能性がある為です。また、ホルモンバランスが乱れていると、効果が出にくくなる為、照射は避けた方が良いと言えます。
レーザー脱毛を受けて万が一火傷を負ってしまった場合、元の肌に戻りますか?
医療機関で脱毛を受けたのであれば、医師が滞在している為、迅速な対応を受ける事が可能です。
火傷を起こすと、程度にもよりますが元の肌に戻るのに数ヶ月かかる場合があります。
ヒリヒリ感だけでとどまる場合は、クーリングと軟膏で比較的早く完治しますが、水泡やカサブタが形成されると、皮がめくれ一時的ですが白抜き状態になります。
にきびが出来やすいのですが、上からレーザーを当てても大丈夫ですか?

まずは、にきびの現状を診察します。活動性のにきびが多い場合は、炎症を悪化させる恐れがありますので、まずはにきび治療からをお勧め致します。また、にきび痕の色素沈着の度合いも、レーザーのパワー調節が必要になる可能性はあります。
レーザー照射後、一時的に毛穴の中で毛が膨張=むくむ事があります。皮脂分泌が過剰な方や、汗をかきやすい季節ですと、膨張した毛が毛穴を詰まらせ、結果毛嚢炎やにきびを引き起こす事があります。
これは、出力の高い医療レーザーだからではなく、エステ脱毛であっても起こり得る事です。しかし、医師が居るか居ないかで肌トラブルが生じた時の対応に差はあります。わざわざ皮膚科へ行かなくても医療施設での脱毛であれば迅速な対応を受けて頂けるでしょう。